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Spielwarenmesse

2023 年シュピールヴァーレンメッセ、たくさんのハイライトとともに 満を持して会場開催が再開

  • 2,000社を超える出展社様が新製品とトレンドを発表
  • 来場者様には幅広い体験型プログラムをご提供
  • 定評のある見本市に新しいサービスが加わる

3年もの間、玩具業界はこの瞬間を待ち望んできました。2月1日から5日までニュルベルクでシュピールヴァーレンメッセが再び開催されます。来場者様は「スピリット・オブ・プレイ」を直に体験いただけます。新製品やトレンドを発掘し、個別のコンタクトを深め、日常のビジネスに役立つノウハウを得る ― 多くの方が見本市会場に足を運ばれる所以です。当見本市の運営会社であるシュピールヴァーレン社は従来からの会場開催での見本市というスタイルに付加価値を盛り込んだ多くの改革を行いました。お客様お一人お一人のネットワーキングのニーズにマッチさせることで、見本市での体験が素晴らしいものになることをお約束いたします。新しい機能を追加した「シュピールヴァーレンメッセ・デジタル」は当見本市へのご来場をさらにサポートするビジネスプラットフォームです。これをお使いになることにより、ライブのイベントもさらにお楽しみいただけます。

国際色豊かな出展社

「この数ヶ月間、私どもは玩具業界の皆様から極めて好意的な反響をいただいてきました。つまり、皆様が長い間、再会を待ち望んでいたということです」とシュピールヴァーレン社の広報担当取締役クリスティアン・ウルリヒ。その期待は数字にも表れており、出展社数が2,000社を大きく上回り、世界69カ国から2,142社の出展社様が全世界の販売店やバイヤー様に向けて自社の新製品を紹介することになります。その中でも、今回402社がシュピールヴァーレンメッセに初出展します。著名なブランドを擁するメーカーから革新的なスタートアップ企業まで、これまで実績を積み重ねてきた会場での見本市は可能な限りそのままに、来場者様には五感でイノベーションやトレンドを感じていただけます。13の様々な製品グループで皆様をお待ちしています。今回の見本市から「販売店・メーカー向けサービス」の製品グループを新設しました。ホール7 にて認証機関以外にもパッケージングメーカーやマーケティングサービスプロバイダーもご案内します。また、今回の見本市では、初お目見えの各国パビリオンが多数あります。共同でのブースを含む、計15カ国が出展し、中でもフランスとウクライナ、ウズベキスタンが初めての参加となります。

クリエイティブなラインナップにスペシャルを

今回のシュピールヴァーレンメッセでは、忙しい毎日に活気をもたらしてくれる「スペシャルなものたち」をご用意しています。その一例がホール2の「トイズ・ゴー・グリーン(Toys go Green)」です。この特別エリアは、2022年のメガトレンドを今年も継続させ、テーマのサステナビリティ(持続可能性)にぴったりな製品を4つのコーナーに展示します。「インサイツXエリア」は、紙製品、事務用品、文具を取り揃えた同名の専門見本市から、新学期に向けた製品をご提案します。そして、ホール4Aの「テック・ツー・プレイ(Tech2Play)」も一見の価値があります。このエリアでは、「ロボットトイ」や「RCトイ」「VR(仮想現実)ゲーム」 並びに「eラーニング」の新製品を実際にお試しいただけます。また、ホール3Aの「スタートアップ・エリア(StartupArea)」では、斬新なアイデアに触れることができます。この特別エリアには、ドイツや世界各国から新進気鋭の企業や新規出展社が集結します。この共同のブースでたくさんの発見に出会えることでしょう。さらに、「ニュー・プロダクト・ギャラリー(New Product Gallery)」では、クリエイティブな衝撃を受けるに違いありません。コンパクトにまとまったこのコーナーで注目度の高い製品並びに6つのカテゴリーで表彰される「トイアワード(ToyAward)」の受賞製品とノミネート製品をご紹介します。今回のトイアワードには、338社から584製品の応募があり、2段階の選考手順で評価されました。

玩具ノウハウ、ライセンスビジネスとトレンド

シュピールヴァーレンメッセは知識やノウハウを広めるという重要な役割も担っています。ホール3Aで開催されるトイ・ビジネス・フォーラム(Toy Business Forum)では、会期中の毎日13時から15時に、業界や小売店様に向けた専門家による「サステナビリティ」や「デジタル化」「トレンド」「多様性」そして「メタバース」など、専門性の高い最新テーマについての講演が行われます。また、ライブ・オン・ステージの形式で出展社様のプレゼンテーションも初めて開催します。さらには、2月1日(水)から3日(金)の午前中にライセンシングインターナショナルとライセンシング・マガジンの協力のもと、「ライセンス・トーク(LicenseTalks)」を開催。世界的な業界の専門家による講演とパネルディスカッションでは、ライセンスビジネスの最新トレンド、参考となる成功事例、新規参入者へのヒントなどのテーマが予定されています。そのすぐ隣では、玩具業界が注目する3大トレンドの「ディスカバー!(Discover!)」「ブランド・フォー・ファン(Brands for Fans)」「メタトイズ(MetaToys)」が公開されます。トレンドごとに独立したエリアで様々な製品を発掘し、実際に手に取ってお試しいただけます。また、トイ・ビジネス・フォーラムでは、毎日、玩具のトレンドをテーマにした講演も行われます。

充実した会場プログラム

見本市での忙しい1日の終わりを、楽しいパーティーで締めくくるのもいいでしょう。2月2日(木)に見本市会場で「レッドナイト(RedNight)」が開催されます。今回、初めてのパーティーで、シュピールヴァーレンメッセのほぼ全てのホールで、約140社の出展社様が18時から22時まで、それぞれのブースで皆様をご招待します。参加費は無料です。また、日中にも見本市会場のあちこちで見本市の盛り上がりを感じられるたくさんのイベントが予定されています。見本市会場中庭のメッセパークにZapf Creation社の巨大イグルーが出現し、入口前の広場にはマテル社によるバービー・カブリオレ・コルベットやブリオ社の木製大型トラックが登場。ホール内に人気キャラクターと自撮りができるベンチも設置されます。ボートゲームの業界では、2月3日(金)の「国際ボードゲームデザイナーメッセゲームデザイナーコンベンション」にとりわけ大きな関心が集まっています。ホール11.1でドイツ国内と世界各国からのゲーム作家が経験豊富なゲーム編集者に試作ゲームをプレゼンテーションし、イベント終了後には、合同のネットワーキング・パーティーも行われます。また、2月4日と5日を「鉄道模型&ホビー・オープンデー」とし、一般のエンドユーザーも入場できます。ただし、ホール7Aのみの入場となります。期待の集まる製品のほかに、ミニチュアによるショーが子供から大人まで模型ファンをお待ちしています。

一年を通じたデジタルのサポート

一年中お使いいただける当見本市のビジネス・プラットフォーム「シュピールヴァーレンメッセ・デジタル」は拡充させた機能でご参加される全ての皆様お一人お一人に見本市での体験をより充実したものにいたします。新しいリードファインダーはプロファイルに登録された業種や製品のカテゴリー、国別の市場をもとに簡単なビジネスマッチングを行うことができ、会場での商談をより効率的なものにします。また、シュピールヴァーレンメッセTVも同じく、いつでもご視聴いただけます。司会のジェニーとロブのコンビが興味深いゲストにインタビューを行い、見本市の模様を楽しくお伝えします。さらには、トイアワードの授賞式やトイ・ビジネス・フォーラムの講演もライブ配信いたします。スマートフォンをシュピールヴァーレンメッセ・アプリと同期することで、来場者様は全出展社、ホールの見取り図、保存したお気に入りリストをいつでもチェックすることができます。

「シュピールヴァーレンメッセの規模はコロナ禍以前の実績レベルに戻りつつあり、今後、幅広いサービスを提供する予定です。その際には、ニーズやターゲット層に合うように内容を拡充させ、来場者様が会場での付加価値を明確に感じられるようなものにする所存です」とクリスティアン・ウルリヒは表明します。